space-design

遂にたどり着いた

2013.3 / 22

遂にたどり着きました

そんなところ

本日

腰壁の代わりに使っていたショーケース

IMG_1847

数日かけて中の作品はスタジオの方へ移設

そして

ショーケースも搬出

移設先はこちらもスタジオ

そうは云っても

仕上がりのウエイティングスペースが気になるところ

最後のセッティングはこうだった

IMG_1850

因にこれはセットする家具のメンツ

カードテーブル/ウィンザアーチェアー/チャイルドチェアー

そして

サブのスツール

ヤチムンの花器はとりあえずコーナーへ

しかしながら

締まりがないのですよ

そこで必殺の締めに用意したのが

「SAROUGH」産のペルシャ絨毯

P1015028

サイズがちょうど良いと言うのは

予めのお約束

サロン内は切った髪の毛も大量に出るため

使える場所はここだけ

それに

毛足が短くフリンジも短くないと

私の中の条件にハマらないが

これは全てがマッチしている

「SAROUGH」サルークはイラン北西部に位置し

元々

ヨーロッパ向けに生産していた織物産業で有名な産地

なので

こんな強烈なガラも出るのかもしれない

通常のデザインでは滅多にお目にかかれない

サイケデリックなボテのメダリオン

因に

「ボテ」

現代よく言われるペイズリーなのですが

そもそも

ボテがインドに渡りイギリスの植民地だったインドから

イギリスのペイズリー地方に渡ったところから

地名がガラ名に

そして

機械織りですがこの地方から世界中にこのガラを輸出し

有名になった経緯がある

しかしながら

有名になったのは量産の衣類等に使うファブリックの話

絨毯の世界では今でも「ボテ」と呼ぶ

離れてみるとサイケデリックなボテですが

よりで視ると

IMG_1857

ボテの中には細かい草花

そして

小さいボテがボーダーにも配置されている

色はフィールドと呼ばれる中心の広い部分と

注意して視れば気が付く外側の外に細く

藍色めで締められている

さらに

メインボーダーと呼ばれる縁のコーナーに

ターコイズブルーのボテが華を添える

P1015030

そんな

強烈な動きあるデザインも調和が有って成立する

なので

相乗効果が無くてはこの世界は演出できない

P1015032

敷くのと敷かないでは大違い

なのですよ

P1015031

そんな

「遂にたどり着いた」

でした

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